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マイノリティ・リポート
DVDみた。最近、友達に「嫁が出産で、今、独り身なので、オススメDVDは?」と聞かれ、『わりかしメジャーな映画』でとリクエスト付き。それなりにメジャーのものをチョイスしたのですが、「スピルバーグは?」と聞かれ、兄貴にかりたこれを観てみる。SF好きみたいです、私。

STORY◆
西暦2054年、ワシントンDC。政府は度重なる凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を採用し、大きな成果をあげていた。




それは、“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者によって未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人となる人物を捕まえてしまうというもの。ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍していた。しかし、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが…。 (yahooから抜粋)


まず、スピード感がイイ。「2001年宇宙の旅」を観たとき、テレビ電話や家具や無重力空間をあるくためのスーツとか、「もしかしたら2001年には可能かも。」というわくわく感があったんだけど、この映画も同じような想像の出来るものがたくさん出てた。網膜で個人を認識(特定)する世界、個人に訴える電子広告版、3次元空間を利用して走る車。空を飛ぶ(マシンを背負った)警官。犯罪者の占有場所を取らない、管理された刑務所。

網膜確認をするスパイダーは、ちょっと現実味が無いけど、きっとこんなふうに個人は管理されていくのだと思う。(管理されていくのは可能だとおもう。)

「殺そうと思った(実際は殺しているわけで)」だけで、犯罪者にされるというのは、冤罪が増えるのは当然だろう。そして、システムに問題はなくとも、それを動かす人側が結果的に問題をおこすんだろうなぁ。

原作の力がある映画なんだと思う。すごく引き込まれた。ただ、手元に置いておきたい映画かと言われれば、1回観ればいいかな。
by tokyo_style | 2004-12-18 22:16 | Artあれこれ
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