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ぶらり東京写真美術館
「明日を夢見て」~アメリカ社会を動かした ソーシャル・ドキュメンタリー
『日本の新進作家-新花論』展

鑑賞。




「明日を夢見て」~アメリカ社会を動かした ソーシャル・ドキュメンタリー

19世紀後半のアメリカのドキュメンタリー写真展 という表現が正しいのかな。

社会問題を写真として記録し、世の中に公表して、いろんな社会改革の発端となった写真の数々。
テーマが4つくらいに分かれていて、最後のトピックスは、1936年に設立された写真家集団『フォトリーグ』の人々の写真。たぶん、欧州のバウハウス的なもの(たしかそんな説明も書いてあった気がする)。
ただただファインダー越しに映像を映す撮影方法から、明らかに意思を持って映像を切り取る撮影方法へと変わっていく。そして、LIFEのような雑誌へとつながる。
たしかに社会問題になりそうな写真は多くあったのだけれど、撮影者(カメラマン)は無事だったんだろうか。そんなことを思いながら観てました。しかし、東京写真美術館蔵のものが多かったのが、ちょっと気になる。。。

『日本の新進作家-新花論』展

広告(フライヤー?)は、すごくイイものだったので、思わず東京写真美術館へ。作品は、新進作家ということで、えーっと。。。正直、あまり心に響かなかったなぁ。他の作品を観ていないので、何ともいえないのですが、会場の光の使い方がまずいんじゃないでしょうか。
油絵みたいに光に気を使う作品でなければ、もう少し、全体の照度を上げてあげれば、すっきりするんじゃないかと。。。ピンスポで狙っている作品でも、もっと(フレームの)陰影を協調させたいんだと思うのだけれど、全体的に暗く、作品も重く見えた(それが意図ならいいのだけれど)。
光源の色温度が違うんじゃないかと思うんだけど、そんなこの聞けないのでそのまま恵比寿ビール飲みまくって帰宅。
東京写真美術館
by tokyo_style | 2005-01-14 12:49 | Artあれこれ
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